カスペ!木村藤子のキセキ相談!SP2:谷一歩

カスペ!木村藤子のキセキ相談!SP2:谷一歩 パート3

2013年6月4日放送された『カスペ!・木村藤子のキセキ相談!美女たちのターニングポイントSPII 』の紹介です。
ここでは谷一歩の鑑定の様子です。


パート2からの続きです♪

〜収録後、木村先生は谷の弟と面会したいと訴えでたのでした。
そして後日会うことに〜

まずは両親と少しお話をし、弟さんを含めて話をしようとするとお母さんが「ヘアメイクさんを呼んでいるので、少し時間にいいですか。」とのこと。
「余裕がありますね。」と木村藤子も苦笑。
お母さんによるとによると子供自身がすごく外見とかにこだわるのだそう。
木村藤子は、2人の子供が抱える問題の原点は子育てにあるのでは、とこの時悟ります。

木村藤子「しっかりしたお母さんですが、言ってよいこととか行動してはいけないことよりも外見のことだけ教えてきたんだと思います。
わたし驚いたのはあなた方は本当に明るい。
わが子が精神バランスを崩すぐらい疲れてそういう状態なのに、親が明るすぎる。」

お母さん「わたしが暗い顔をしたらそれをそのまま受けてしまって自分のせいだってなるんですね。 」
木村「事が違いますよ。自分のせいであろうと(誤りは認めさせないといけません。)」
お母さん「そうすると結果とういうことになるかというと『自分が消えれば親に迷惑かけなくて済むんだよね』っていうところにいくんですね。」
木村「子供が今死にたいとまで言う。
じゃあ子供さんが死んだ場合明るくふるまっていられるかって。
おろかさ極まる親の発言の愚かさを言っています。」
お母さん「親として必死に育ててきたつもりではいるんですけれど。」
木村「例えばどんなこと?」
お母さん「一歩のほうですと水遊びがとても好きだったので、台所が水浸しになるほど、台所があふれるぐらいの水を使っておままごとのような遊びとか。
弟のほうですと、押し入れからボーンと全部しまってある布団を落として、その上に飛びこむのが好きで、毎日毎日、わたしが片付けてもやり、また片づけてもやり何度もそれを繰り返してたんですね。」
木村「子供のやりたいことを制止することもなく。」
お母さん「そうですね。」
木村「わたしはおろか極まる子育てだと思います。
そのわがままがここまでみんなを苦しめた。
台所を汚して、あなたが片付けます。子供は片づけれません。
それをやめさせると(子供に)ストレスというのはわがままを助長させてる。
おろかな子育て。やっちゃいけないけじめ。
お布団下に落とし上から飛んでいく。それは子供だからいいでしょう、と。
じゃあその後始末を誰がやるの?あなたでしょう?
そういう負担のかかることは迷惑行為と教えなければいけない。」
お母さん「片づける親のことを見て子供が学んでくれるかなと思ったんですけど。
」 木村「愚かだと思います。
これはあなたがまだ悟っていないと思います。
あなたと話をしていると一歩ちゃんと話したようにどうも話のすれ違いができて大変戸惑っております。
わたしが一番言いたいのは言い方きついんですが、あなたの奥さんのものの考えは根本から間違っている。
奥さんの言うことそれでいいんだと思いますか?」
お父さん「わたしも間違っていると思います。賛成はできないですよ。
」 木村「ですよね。ある面では(子供に)開放的にしたつもりが、圧力をかけ過ぎて独りよがりだったと。
子育ての完璧な失敗です。」

〜木村によると子育ての失敗の原因に気づくことで家族も救われるという。
その後弟も加えて話し合うことに〜

木村「今日はあなたの心の中に入り込んで今、鬱っぽくなっているその鬱の原因が何なのか?から入りたい。
あなた、お父さんとよく似た気質。
わたし、お父さんがすごく深い理解を示してくれると思っています。
あなたはこの世から親からいなくなりたいという表現をしたと。
おろか極まることです。親がどれほどの愛情を持っているか。
相手の気持ちを考えて。
わたし、あなたを見て、こんなに素敵なのに。

〜自殺をいさめた木村に弟の態度が一変〜
弟「死ねっていわれて生きるバカがどこにいるんだよ。(すごく感情的になる)」
木村「ちょっと話聞いてくれる?いじめというか死ねとか言った人が30、40になった時『俺バカだったな。』『(弟に)ひと言あって謝りたいな』ってきっと思うとわたし信じてる。」

〜すると弟に変化が〜

弟 「今日出来れば2人で話がしたかったな。」

〜ということで、2人だけで話すことに〜

弟の話によると彼女を友達に取られ、その友達を毎日毎晩殺したいと考えるようになった。

弟「どうしたらいいか?」
木村「すごくよくわかる。おとうさんいるのかな? よく理解できますよね。」
お父さん「当然じゃないですか。
」 木村「ほら。お父さんだって人生の大先輩なの。
あなたのこういう状況、(お父さんと)腹わってしゃべってないもの。
男同士で話し合って。
それはね、若い時はみんなそういう経験にあってる。
お父さんでも。>」
木村「やってみなさい。見返すにもいろんな種類がある。
泣いて精神バランス崩して落ち込んでいるのって、それこそ悔しくない?
もうちょっと自分をしっかり見つめてみて。」
弟「うなづく。」

〜弟が精神バランスを崩した直接の原因は「失恋」 だったが、親子の会話不足が精神状態を悪化させることになったのだと木村〜

木村 「しっかりしたご両親がいるんだから話合ってみなさい。
これからいろいろ力になってくれるから。
これからどんどん人を好きになって。」
弟「うなづく。」
木村 「はい。そういうことです。」
弟「本当にありがとうござました。
頑張れる気がします。」

〜谷のお母さんが気づくべきこと 子育てとは理解ある親を演じることではない 〜