カスペ!木村藤子のキセキ相談!SP2:多岐川華子

カスペ!木村藤子のキセキ相談!SP2:多岐川華子 パート2

2013年6月4日放送された『カスペ!・木村藤子のキセキ相談!美女たちのターニングポイントSPII 』の紹介です。
ここでは多岐川華子の鑑定の様子です。

パート1からの続きです♪

〜なぜ自殺を選んだのか。自殺直前の父の様子を告げた〜

木村「なるほど。 お母さんと分かれる前に、お母さんとよく喧嘩をしている姿が視えるんです。お母さんも割合頑固なところがあって。」
多岐川華子「そうですね。」
木村「この方も頑固なところがあって、ちょっと気が弱いものがあったと思います。人生が『もういい』っていう感じ。
つり橋のようなところ(が視える)。『ここから飛び込もうか?』、でもしくじっちゃ困る。その釣り橋から飛び込んだらしくじることはないですよ。この場所は。
それから滝。それから首を吊る。薬も持っていました。錠剤も持っていました。
どれを選ぶか。」
多岐川華子「そうなんですね。」
木村「気が小さいのと(精神バランスの不安定なのが)両方あって、睡眠剤をがぶ飲みしてそれから(死のう)と思ったんでしょう。
これなんだろう?なんか飲んでる。お酒でしょう。
(前夜に)これを飲んで、食事を終わらせてそれからゆっくり「じゃあ」っていう。
ちょっとその滝のところ。平地じゃなく、下からちょっと上にあがってる。
すごく幸せ気分。一歩ずつ一歩ずつかみしめて、足を運んでいる姿が視える。
まるであなたと一緒にいるぐらい楽しくて、もう命が終わる時、すごく決心した時点で。」
多岐川華子「もっと衝動的(自殺)だと思っていたんでビックリです。ちゃんとご飯食べて一歩一歩(死に向かった)んですね。」
木村「そう。衝動的ではない。だから飛び込む時は恐怖とかじゃない、楽しい状態で。
天国にでも行けるという感覚のなかで。
ただ、あなたがどんな気持ちになるのかな?っていうのだけは意識にあったみたい。」
多岐川華子「そうですか。」
木村「たぶん、命終わる前に、あなたに電話していたあたりからもう覚悟していますので。」
多岐川華子「それって、もし私が電話で話していたら状況は変わりましたか?」
木村「無理だと思う。おそらく精神バランス。
お会いしたかったんだと思います。小さい頃の思い出が脳裏から離れないで。
でもあなたのことは命おわるまでかわいい人だったと思います。ずっと忘れた事がなかった。もうともかくあなたのことをとても大切に思っている人。
だから最後の最後まで電話をしたのだと思います。」
多岐川華子「何度もうなづく。(涙ぐむ。)」
木村「この人ほかに子供さんはないですか?あなた以外に。」
多岐川華子「いないはずです。」

木村「あなたへの愛情があまりにも一途で、それが視えます。」
多岐川華子「うれしいな。」
木村「それで、お父さん、ちゃんと成仏しています。」
多岐川華子「本当ですか?よかった。」

木村「お墓参りもしてますよね?」
多岐川華子「はい。この間、ちょうど七回忌で行ってきました。」
木村「なるほど。大丈夫です。お父さんのお母さん(祖母)も亡くなっていますが、この人がたぶん、(お父さんの)命が終わることをキャッチしておりまして、そばに来て見降ろしている姿が視えるから。」

〜父は助けを求めたのではなく、死ぬ前にもう1度娘の声を聞きたかった、それだけだった。もし電話に出ていても結果は変わらなかった〜

多岐川華子は父のことをもっと知りたいと思い、数日後木村藤子と鹿児島県に向かい、 自殺した当日の足どりを追います。お父さんを公園までのせたというタクシー運転手にも話を聞きます。 最初に寄ったのは公園。 お父さんの阿知波信介さんは、かってウルトラセブンのイベントで訪れた事があるそうです。木村藤子によるとこの公園で気持ちを落ち着け1人で過ごしたそうです。 そして再びタクシーで自殺現場の滝へ向かったのだそうです。 そして深呼吸をし、手を広げるように飛んだのだそうです。 自殺現場に行き、多岐川華子はお酒とおつまみを供えたのでした。